1: 幽斎 ★@\(^o^)/ 2014/04/22(火) 22:09:41.02 ID:???0.net
認知症抑える報告も 牛乳の効用、最新研究
和食に使い、上手に摂取
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO70121450Z10C14A4MZ4001/
体力増進に役立つとして学校給食の定番にもなっている牛乳。
リラックス効果や生活リズムの改善、良質な睡眠の促進などの作用もあるといわれる。
最近では、認知症を抑えるのにも一定の効果があるとする研究報告も出された。
飲むとおなかの調子が悪くなると敬遠する人も多いが、温めたり料理に加えたりといった工夫でうまく摂取できる。
カルシウム成分で骨が丈夫になる――。学校などでは、長年こうした理由で牛乳摂取が推奨されてきた。
最近は減ったが家に毎朝、瓶入りの牛乳が届き、1本飲み干して「今日も頑張るぞ」
と仕事に出かけた記憶がある人も多いだろう。実際に、牛乳には心身の状態を改善する効果があるらしいことがわかってきた。
東海学園大学の中出美代准教授らが学生249人に牛乳を飲んでもらった調査では、
飲む回数が多い人は少ない人よりもイライラする回数が少なかった。
飲む回数が多い人の方が朝型の生活で、休日も起床時刻が早い傾向を示した。
飲む頻度が低い人は平日、布団に入ってから眠るまでの時間は長く、睡眠の質も悪い傾向だった。
中出准教授は牛乳の成分でアミノ酸の一種、トリプトファンの働きが一因とみている。
神経伝達物質の一つで、うつ病などと関係するとされるセロトニンのもとになる。
さらにセロトニンから、安定した睡眠をもたらす効果が知られるメラトニンが合成される。
トリプトファンは「(他の物質と結合していない)フリーな状態で3グラム以上摂取すると
入眠を改善するという報告がある」と睡眠評価研究機構の白川修一郎代表は話す。
ただ、牛乳のトリプトファンはフリーな状態ではなくたんぱく質のカゼインを構成するアミノ酸として存在し、
量も少ない。寝る前に牛乳パックを一気飲みしても意味がないが、
毎日飲むというように習慣的に一定期間摂取し続けると効果が出る可能性があるという。
九州大学の清原裕教授らのグループは福岡県久山町における、
食事や運動と病気との関係を調べる大規模な疫学調査から
牛乳・乳製品の効果を分析した。浮かび上がってきたのは認知症との関連だ。
和食に使い、上手に摂取
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO70121450Z10C14A4MZ4001/
体力増進に役立つとして学校給食の定番にもなっている牛乳。
リラックス効果や生活リズムの改善、良質な睡眠の促進などの作用もあるといわれる。
最近では、認知症を抑えるのにも一定の効果があるとする研究報告も出された。
飲むとおなかの調子が悪くなると敬遠する人も多いが、温めたり料理に加えたりといった工夫でうまく摂取できる。
カルシウム成分で骨が丈夫になる――。学校などでは、長年こうした理由で牛乳摂取が推奨されてきた。
最近は減ったが家に毎朝、瓶入りの牛乳が届き、1本飲み干して「今日も頑張るぞ」
と仕事に出かけた記憶がある人も多いだろう。実際に、牛乳には心身の状態を改善する効果があるらしいことがわかってきた。
東海学園大学の中出美代准教授らが学生249人に牛乳を飲んでもらった調査では、
飲む回数が多い人は少ない人よりもイライラする回数が少なかった。
飲む回数が多い人の方が朝型の生活で、休日も起床時刻が早い傾向を示した。
飲む頻度が低い人は平日、布団に入ってから眠るまでの時間は長く、睡眠の質も悪い傾向だった。
中出准教授は牛乳の成分でアミノ酸の一種、トリプトファンの働きが一因とみている。
神経伝達物質の一つで、うつ病などと関係するとされるセロトニンのもとになる。
さらにセロトニンから、安定した睡眠をもたらす効果が知られるメラトニンが合成される。
トリプトファンは「(他の物質と結合していない)フリーな状態で3グラム以上摂取すると
入眠を改善するという報告がある」と睡眠評価研究機構の白川修一郎代表は話す。
ただ、牛乳のトリプトファンはフリーな状態ではなくたんぱく質のカゼインを構成するアミノ酸として存在し、
量も少ない。寝る前に牛乳パックを一気飲みしても意味がないが、
毎日飲むというように習慣的に一定期間摂取し続けると効果が出る可能性があるという。
九州大学の清原裕教授らのグループは福岡県久山町における、
食事や運動と病気との関係を調べる大規模な疫学調査から
牛乳・乳製品の効果を分析した。浮かび上がってきたのは認知症との関連だ。
2: 幽斎 ★@\(^o^)/ 2014/04/22(火) 22:09:52.46 ID:???0.net
>>1
1988年に食事調査をした認知症のない60~80歳の1006人の健康状態を追跡し、
食事パターンとその後の認知症発症との関係を調べた。牛乳・乳製品(ヨーグルトとチーズ)、
大豆・大豆製品、緑黄色野菜、海草類などを多くとる一方、
米や酒は少なめという傾向がはっきりしている食事パターンほど発症リスクが低かった。
60歳以上の1081人の調査で、牛乳・乳製品の摂取量の増加に伴い、
アルツハイマー病の発症率が低下する傾向も明らかになった。
血管性認知症でも似た結果だった。また、中部大学の横越英彦教授とカルピスの共同研究によると、
乳酸菌飲料にも短期の記憶力や集中力を改善する効果が認められたものがある。
従来、ユネスコの無形文化遺産ともなった「地中海料理」が、
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)やアルツハイマー病のリスクも低下させる
健康な食事といわれてきた。地中海料理では牛乳や脂肪分の多い乳製品は勧めないとされる。
清原教授らは、日本人の牛乳・乳製品の摂取量がもともと少ない点に注目。
欧米の半分から3分の1程度なので積極的にとっても過剰にはならないとみている。
「牛乳を飲もうにも、おなかがすぐにゴロゴロいう」。こんな悩みを持つ人もいるだろう。
原因として考えられるのは、乳糖の分解酵素が少ないか十分に働かない乳糖不耐症だ。
ただ、多少酵素の働きが弱くても腸内にいる細菌で分解されるので、
「それほど心配しなくてもよい」(東京農業大学の清水誠教授)。
冷たいものを胃に流し込んだことが、不調の原因になる場合も多いという。
温めてゆっくり飲めば、酵素の働きが温度低下で下がるのも防げる。
料理家で管理栄養士の小山浩子氏は牛乳を和食に上手に組み込んだ
「乳和食」を提唱する。味噌は健康によいとされるが、塩分を気にする人もいる。
例えばサバの味噌煮で味噌を減らし牛乳を加えると、魚の臭みは薄れ、うまみが引き立つ。
めんつゆを牛乳で薄めて食べるそうめんは塩分控えめで濃厚な味わいになる。
「牛乳をだし汁のように使って」と小山氏は勧める。
もちろん、牛乳・乳製品に対してアレルギー症状がある人は注意が必要だ。
自身の体質を知ったうえで、食材や飲み物をバランスよく組み合わせてとるよう心がけたい。
1988年に食事調査をした認知症のない60~80歳の1006人の健康状態を追跡し、
食事パターンとその後の認知症発症との関係を調べた。牛乳・乳製品(ヨーグルトとチーズ)、
大豆・大豆製品、緑黄色野菜、海草類などを多くとる一方、
米や酒は少なめという傾向がはっきりしている食事パターンほど発症リスクが低かった。
60歳以上の1081人の調査で、牛乳・乳製品の摂取量の増加に伴い、
アルツハイマー病の発症率が低下する傾向も明らかになった。
血管性認知症でも似た結果だった。また、中部大学の横越英彦教授とカルピスの共同研究によると、
乳酸菌飲料にも短期の記憶力や集中力を改善する効果が認められたものがある。
従来、ユネスコの無形文化遺産ともなった「地中海料理」が、
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)やアルツハイマー病のリスクも低下させる
健康な食事といわれてきた。地中海料理では牛乳や脂肪分の多い乳製品は勧めないとされる。
清原教授らは、日本人の牛乳・乳製品の摂取量がもともと少ない点に注目。
欧米の半分から3分の1程度なので積極的にとっても過剰にはならないとみている。
「牛乳を飲もうにも、おなかがすぐにゴロゴロいう」。こんな悩みを持つ人もいるだろう。
原因として考えられるのは、乳糖の分解酵素が少ないか十分に働かない乳糖不耐症だ。
ただ、多少酵素の働きが弱くても腸内にいる細菌で分解されるので、
「それほど心配しなくてもよい」(東京農業大学の清水誠教授)。
冷たいものを胃に流し込んだことが、不調の原因になる場合も多いという。
温めてゆっくり飲めば、酵素の働きが温度低下で下がるのも防げる。
料理家で管理栄養士の小山浩子氏は牛乳を和食に上手に組み込んだ
「乳和食」を提唱する。味噌は健康によいとされるが、塩分を気にする人もいる。
例えばサバの味噌煮で味噌を減らし牛乳を加えると、魚の臭みは薄れ、うまみが引き立つ。
めんつゆを牛乳で薄めて食べるそうめんは塩分控えめで濃厚な味わいになる。
「牛乳をだし汁のように使って」と小山氏は勧める。
もちろん、牛乳・乳製品に対してアレルギー症状がある人は注意が必要だ。
自身の体質を知ったうえで、食材や飲み物をバランスよく組み合わせてとるよう心がけたい。
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